赤いボックス  作詞/作曲:HIRONOBU

壊れたレコード 片手に持って
君のもとへ 向かう 途中
空から いきなり 降って来たんだ
あやしい けむりと 音と共に

君は待ってる
だけど 僕は埋もれて 動けない
君はどれくらい
僕を 待ち続けて くれるのだろう

それはとても 赤いボックス
黒い文字で 書きなぐってある
それは「とても 酷いボックス」
意味など 何も無い ただ 阻むだけ

それはとても 重いボックス
抱え切れない とても 小さな物で
それはとても 怒鳴る ボックス
意味など 何も無い ただ 阻むだけ


こんな 得体の知れない ボックスと 戯れてる ヒマは無い そうさ 早く 一刻も早く 君のもとへ 向かいたいんだ


こんな物を 背負って 歩く気は さらさら無いさ
だから早く とっとと そこを どいてくれないか?

それはとても 赤いボックス
黒い文字で 書きなぐってある
それは「とても 酷いボックス」
君と 会うことを 許す事は無い

それはとても 重いボックス
抱え切れない とても 小さな物で
それはとても 笑うボックス
僕と君は 二度と会うことは無い